サラリーマンの田舎で安穏生活

サラリーマンと田舎暮らしの二足の草鞋

🏡夜空を焦がせ!どんど焼き

1月14日、早朝6時から、どんど焼きの始まり〜。

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どんど焼きとは、お正月に歳神様をお迎えするために飾った門松や松飾りを正月の終わる小正月に焼いて、歳神様を空へお送りするとともに、その一年の五穀豊穣ゆ、家内安全、無病息災と言った願いを込めて行われる行事だそうです。

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ということで、前の日に、事前に準備してあった長い竹や木材、わら、杉の葉などでやぐらを作って、各家庭の正月飾り、だるま等で飾り付け。

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そして、当日。消防団の準備が終わり、点火開始。

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炎が収まり、火が置き火になったら、みんなで焼き餅、焼き団子。
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焼いた餅や団子を食べれば、その1年間健康でいられるとのこと、我が家では準備していなかったので、近所の方のお団子を、美味しくいただきました。

 

そして、どんど焼きのあとの灰を、田畑にまくと豊作になるといい、家の周囲にまけば、ヘビやムカデを防ぎ、家の四隅に積めば、魔物が来ないというような言い伝えもあるらしい。さっそく、やってみた。

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👨‍🌾厳冬期なのにやる事多し

植物は、やっぱり、いきもの!

成長期ではない1月なのに、植物ごとに調子が変化して、それぞれに手を差し伸べてあげないといけない。

「畑は、土が全て」

これは、良く農業雑誌に載っている言葉で畑作の基本。土の酸性度、アルカリ性度、栄養のバランス、水はけ具合等々、土の状態が成長に大きく影響するということ。

でも、もうひとつ、誰かがどこかで言っていた言葉で、感銘を受けたもの、それは、、、

「植物は、人の足音を聞いて育つ」

人間が手を差し伸べる頻度が多い程、植物は育つということだと思う。

ということで、厳冬期の中、ダウンを着ながら畑作作業開始。

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まずは、六条大麦。葉の先が枯れてきている。土の養分切れのサインらしい。早速、生ゴミコンポストに溜まる液肥と、納豆とイーストと米ヌカを発酵させた特性液肥を投入。
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こちらは、タマネギ苗。順調に育っているけど、春先のとう立ち(花を咲かそうとネギ坊主を作って、食べる球根部の肥大を止めてしまうこと)予防に肥料が必要らしい。こちらも、納豆特性液肥を投入。

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これは、白菜畝の跡地で、3月にジャガイモを植える予定。土の成分を良くする菌類とか虫たちが住みやすいように、肥料になる麦(緑肥)を敷いて、畝をカバー。

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これは、ビニールトンネル。空いてる畝がもったいないので、小松菜とかチンゲンサイを育てよう作戦。

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最後のこれは、ソラマメの苗。いい感じに成長してきたので、出てきた5、6本の茎を風通しが良く成長するように紐で左右に分けた状態。もっと成長すると、株が左右に分かれてU字のようになるため、U字仕立てというらしい。

 

まだまだ、初めてのことが多いけど、いろいろ勉強して、畑で実践して、植物達に「沢山の足音」を聞かせてあげないと。

 

 

😸 おいらの別荘がきた

あけまして、おめでとうにゃ😸

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おいらは、今日は寝不足気味!

何故かというと、ご主人たちが、昨日の大晦日に歌番組を年越しまで見てて、おいらの寝る時間が遅くなったからと、早朝に強引に起こされて、初日の出を見させられたからにゃ〜、、、全く迷惑な話しだニャン!

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でもね、そんな気だるい時に快適な「別荘」を、年末にご主人が作ってくれたのにゃ😻!

どうやら、勤め先近くの「マルイ」のクリスマスディスプレイを真似したみたいだにゃ!

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これが、おいらの別荘の参考にした「マルイ」のディスプレイ。

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そして、これが、おいらの「別荘」。

「床暖房」と、「ハンモック」付きで、快適だにゃ〜

👨‍🌾15ヶ月目の収穫

いよいよ、今日は大晦日

畑の冬野菜も、今年最後の収穫。白菜2玉に長ネギ4本。そして、そして、、、

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そして、待ちに待った下仁田ネギもやっと収穫期を迎えた。なんと、今日収穫するまでに、15ヶ月間の長期にわたっての栽培。

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思い起こせば、去年の10月に、ひょんなことから30坪の耕作放棄地を借りて、開墾が終わって、畝の準備が終わったあたりからの初期メンバー。

作付け黒板の左下にも、ずっと消されることなく、必ず残ってた人。

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冬のあいだも、

春のあいだも、

夏のあいだも、

秋のあいだも、

ずっとずっと後輩が成長して卒業するのを見守ってきた長老。

ということで、今日は、焼きねぎにして食する予定。

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🌛冬越し・年越し準備

「鹿麋角解」12/30頃までの七十二候。

読み方は、「さわしかつのおる」

大鹿の角が生え変わる時期とのこと。

都会では、馴染みがない鹿の話しであるが、こちら西多摩では、たまに列車遅延で話題になる動物。

-10/18 18:49 五日市線は線路内でのシカと衝突の影響で、運転を見合わせています。

ー12/5 07:01  青梅線内でのシカと衝突の影響で、上り列車に遅れがでています。

というような状況。改めて田舎に移住したことを実感します。

ところで、この時期は、どこの家庭でも新年に向けての準備の時期。

我が家でも、庭の「クリスマスローズ」の冬囲いと、先日作った「亀の正月飾り」がいよいよデビューしました。

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冬囲いは、夏にエアコンの室外機の日差しよけに使った「ダイソースノコ」を利用

👨‍🌾アスパラガスの損益分岐点

畑の大根も、ほぼ食べつくし、残った大根は白菜の跡地に埋めて保存。ちなみに、大根の土中保存の秘訣は、葉っぱを刈り取って、逆さまにして土の中に埋め込む方法がいいらしい。

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さて、大根の畝が空いたので、来年用にアスパラガスを育てることに決定。大きな株を一回植えると、毎年春と秋に、ニョキニョキ出てくるらしい。それも、植え替えずに、なんと10年間つづけて収穫できるとのこと。 

 

早速、アスパラガスが来年から収穫できる大きな株をネット検索、、、、う、、、う、、、た、か、い。

一株、1,000円。

大根の種は、200粒で300円、白菜も苗で買っても、一株100円なので、急激なインフレ到来。さらに、アスパラガスは、肥料食いの植物なので、肥料代も含めると、まさにグルグル、インフレスパイラル状態。

とはいえ、うちの家計は、サラリーマンの特権、今は、ボーナス特需の状態。ということで、送料込みで、6株購入。早速定植してみた。

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まずは、元肥として、腐葉土と牛フン堆肥を3袋ずつ埋め込み。

耕して、埋め込んだら、「耕さない」が大原則の「自然農法」に反するけど、それは、それで、、、

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その後、株を定植。

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保温のために、堆肥を重ねて終了。

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「初期経費=約10,000円」

アスパラガス株 1,000円×6=6,000円。

腐葉土350円×5=1,750円。

堆肥350円×5=1,750円。

 

「収支見込」

市場調査結果(yahoo!、北海道産)

親指サイズ(3Lサイズ)×40本(2kg)=10,000円。

 

親指サイズ40本収穫出来れば、元は取れる(^^)

 

 

 

🏡代参講?

代参講、、、、?、、初めて聞いた言葉。

同じ神仏を祀ったりする組織を「講」と言って、遠くにお参りできない人のために、代わりにお札をもらってくること、、、というのがザックリとした説明。

そして、うちの集落でも、江戸中期から、脈々と続いているらしい三峰神社代参。

移住2年目にして、おこがましいと思いながら、集落の一大神事である代参に夫婦で参加させてもらいました。

総勢8名、朝早くに自治会長の家の前に集合して、車で出発。

それから、ひたすら青梅と秩父の山道を通り抜けること約2時間。ついに三峰神社に到着。

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拝殿の隣で、みんなでお茶を飲んだり、お土産屋さんをブラブラすること30分。

ついに、合図があり、ご祈祷のはじまり〜、はじまり〜。

当日は、自治会長の計らい(コネ?)で、神社の年二回の例大祭のご祈祷も同時進行。なんと、神主様含め、装束を着た神職6名と巫女様1名で約1時間にわたる豪華バージョン。

途中で雅楽に合わせて、巫女様の奉納舞があったりして、まさしく、映画「陰陽師」の世界。国家繁栄を願って、みんなで「君が代」斉唱もあったりして。「君が代」を歌ったのは、たぶん中学か高校の卒業式以来。

ご祈祷が終わり、集落全員分のお札を授かり、代参は無事に終了。

玄関の上に、授かったお札を掲げて、家の無事を祈りました。

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左から、「盗賊除」「火防」「諸難除」の護符。