移住

サラリーマンの田舎で安穏生活

のんびりとした田舎暮らしに憧れ、都会のサラリーマンでありながら、自宅を田舎に移し、畑作や自治会活動や昔の暮らし方など、いろいろな経験を奥様と猫としてみる記録。

👨‍🌾自然農体験隊〜昭和の体験、自家製麦茶作りの全記録!〜

今年は夏を乗り切るための必需品、麦茶を籾の状態から育てて、収穫して、自分で焙煎して作ってみようと。畑にはたっぷりと金色の穂をつけ収穫時期を迎えた六条大麦「春雷(しゅんらい)」。

f:id:annonseikatu:20190528174916j:image

種まきは、縁起がいいとされている「一粒万倍日」の昨年10月17日、そして収穫は、麦の収穫にピッタリの時期、七十二候でいう「麦秋至(むぎのときいたる)」の真っ只中、5月30日に行いました。

※「一粒万倍日」とは、一粒のお米の籾をこの日に撒くと何万倍にも実る稲穂になるということで、小さなものが大きく、または多くに育つという意味として、物事の始まりや仕事の開始などにも影響する日みたいです。

 

栽培は、まず種(本当は麦だから籾)にこだわってみようということで、固定種タネの販売で有名な「野口種苗研究所」の六条大麦「春雷(しゅんらい)」を購入。種子加工と種子消毒なしの種なので麦茶にしても安心かなと。

f:id:annonseikatu:20190530190039j:image

耕作地は5年間耕作放棄された土地を開墾し、自然農法で栽培したキャベツの跡地。そのため、残留農薬・残留化学肥料の心配が無いと思われる土地で栽培出来ました。

 

肥料は、穂数を増やして、穂を大きくするため、どうしても必要とのこと。そこで麦茶にして飲んでも安心な農法で育てるために、肥料の材料も有機農法で育てられたお米の米ぬかと、その籾殻を燻したもの(籾殻薫炭)を肥料の材料として購入。この材料を混ぜ混ぜして、完全に発酵させたものを、成長期の2月・3月に数回ずつ畑に施しました。

 

麦栽培と言えば、「麦ふみ」作業。麦の茎を敢えて踏んで折ることによって、水分を吸い上げる力を弱めて麦の内部の水分量を少なくして、寒さや乾燥に強い麦にするとのこと。また、踏むことによって霜柱が土を持ち上げて、根を傷めることを防ぐ効果もあるらしい。大きな麦畑ではローラーをつけたトラクターで麦踏みを行うみたいですが、うちでは、夫婦で仲良く、昔ながらの人の足で12月に約3回、1・2月に約3回、麦を踏みました。

f:id:annonseikatu:20190531162342j:image

大麦の害虫としてはアブラムシがいます。春になるとアブラムシが集結して大麦の若穂を食い荒らすにみたい。うちでも暖冬の影響か、3月にはもうアブラムシが付き始めました。この場面では、昨年ハクサイ栽培で効果があった「天然クサ液」の出番。木を燃やした時に抽出される木酢液と乾燥トウガラシ、焼酎でブレンドされた臭い液を撒いてアブラムシを退散させました。4月には、アブラムシの天敵テントウムシも集結して退治してくれていました。
f:id:annonseikatu:20190529080704j:image

 

収穫時期の決定は、諸説あり。穂が出てから毎日の平均気温の合計が750℃を超える時だったり、穂が出てからおおよそ40~42日くらいだったり、大麦の粒の水分量が25〜30%以下になっていることだったりと。そんな時に頼りになるのが地元の農業大先輩。普段はブラブラ散歩しているお爺さんだけど、こんな時には頼りになる。「穂が揃ってきたな〜、刈り取りは来月の下旬じゃな〜」「おっ、茎も黄色くなったな!収穫は、来週の晴れの日じゃ」というような具合。

 

収穫後の乾燥のタイミングも重要らしい。丁度、収穫時期が梅雨入りの時期で、雨に当たると穂の状態のままで発芽してしまう「穂発芽」という現象を起こして品質が落ちてしまうらしい。うちでは、刈り取った麦を昔ながらのハザ掛けにして天日乾燥をしました。

f:id:annonseikatu:20190531072155j:image

 

脱穀は、「脱穀機」も、昔ながらの「千歯こぎ」もなく、手作業で揉み揉み、一粒ずつ丁寧に脱穀、焙煎は、大量生産のための一般的な焙煎方法である直火焙煎や、熱風による短時間焙煎を行なうことなく、IHの低温でじっくりと、徐々に薄茶色になるまで約30分間の長時間の焙煎を行ないました。そして、煮出すこと約20分、六条大麦の香ばしさと旨み、香りを堪能しました。

f:id:annonseikatu:20190602130043j:image

f:id:annonseikatu:20190604180024j:image

 

👨‍🌾自然農体験隊〜タマネギの収穫〜

昨年の11月、優秀な苗の直売で有名な地元近くのJAに開店前から並んでゲットしたタマネギの苗たちが、どうなったか?

annonseikatu.hatenablog.com

 冬を耐え、春に成長し、今は青い葉っぱの部分がバタバタ倒れてきている状態。これは、タマネギの玉が成長しきって、青い葉っぱの部分の成長が止まるため倒れてくるという、収穫時期のサイン。

f:id:annonseikatu:20190524162034j:image

ということで、奥さまと仲良く約200玉のタマネギをスポッ!スポッ!と収穫。「自然農法」による栽培を目標としたため、肥料には化成肥料を使うことなく「自家製完熟米ぬか肥料」のみだったけど、なんとか大きな玉もあり一安心。

f:id:annonseikatu:20190524162321j:image
f:id:annonseikatu:20190524162317j:image

収穫したタマネギたちは、長期保存を可能にするため乾燥処理

①根っこを切って(残っている根から大気中の水分を吸収させないためらしい)、

②青い部分を約15センチ残して切って(ぶら下げて乾燥させるためのヒモを結ぶ箇所を確保するためと、あとは短く刈り込んでしまうと、そこの部分から新芽が出やすくなるらしい)

③庭に敷き詰めて、天日による一次乾燥。(本来は、畑に2・3日転がしておいて乾燥させるらしい、でも突然の夕立ちがあった時に、すぐ家の中に避難させることが出来るように庭で)

f:id:annonseikatu:20190525172542j:image

天日乾燥が終わったら、物干し台で二次乾燥の予定。

 

 

 

 

 

 

🌛近所で二十四節気~立夏〜

立夏」は、5月5日頃から5月20日頃までの二十四節気で、春の終わりと夏の始まりを告げる時期ということらしい。確かに4月のお天道様は柔らかな春の光という印象でしたが、5月になってからは、肌を刺すような夏の日差しが度々の感じ。

近所を見渡すと、川の斜面に自生している「山フキ」の葉が大きくなって、茎も太くなってきた様子。

f:id:annonseikatu:20190511145017j:image

f:id:annonseikatu:20190511145025j:image

ということで、どう料理するかも「ノープラン」で、太めの茎を選んでとりあえず収穫。あとは、奥さまが何とかしてくれるかな、と思ったけど、、、

f:id:annonseikatu:20190511145050j:image

でも収穫だけじゃ悪いから、クックパッドで調べて、下処理開始。

先ずは、葉を切り取って、産毛を取るために水洗い。それから、5分間茹でて、薄皮剥き。

ちまちま、チマチマ、ひたすら根元から筋取り。

f:id:annonseikatu:20190511145055j:image

なんとか、下処理完了。

f:id:annonseikatu:20190511145114j:image

 

そして、奥さまは、、、、

f:id:annonseikatu:20190512171859j:image

f:id:annonseikatu:20190512171935j:image

「フキご飯」と「フキとのらぼう菜のマヨ炒め」を作ってくれました。

 

摘んできたフキは、香りが良くて、まさしく初夏の味。保存液に入って売っているのとはシャキシャキ感、香りが断然違いました。

👨‍🌾自然農体験隊〜豊作の予感?やることはやった!〜

いよいよ本格的な畑作シーズン到来。隣のおじさんは、鍬一本でジャガイモの畝づくり、その向こうのおばちゃんは、エンドウの支柱づくり、その向こうも、、、農道を見渡すと、畑作を楽しむ人々の車の大行列。

うちの畑は、冬越し野菜も春野菜も、順調そのもの。もう遅霜が降りて枯れる心配が無くなったから、ほっと一息。

 

f:id:annonseikatu:20190428170424j:image

まずは、イチゴ「とちおとめ」と「桃薫」。花も次々に咲いて、実も徐々に膨らんできている状態。今年はどんどん伸びてくるランナーを支柱に垂直に結びつける方法にチャレンジ。この方法は、根の張り方が良くなって、実がどんどん出来る方法らしい。確かに去年と比べると、葉っぱが活き活きと上に向かって伸びている感じがする。上に被せてあるネットは、鳥にイチゴがつまみ食いされないようにするための、防鳥ネット。


f:id:annonseikatu:20190428170427j:image

こちらは、ナスの苗たち。2月5日に種まきをした「山科茄子」と「加茂丸茄子」。4月の初旬まで雪の日も、霜が降りた日も、1万円近い高価な保温育苗器でピーマン達と一緒に過保護に育てられた苗たち。いよいよ畑デビュー。仕立ては、農業雑誌が推している「垂直仕立て」にする予定で、2メートルの支柱を立てて補強も完成。


f:id:annonseikatu:20190428170401j:image

これは、一番手間がかかってきたソラマメ達。去年の10月9日の種まきで、畑では最古参。ソラマメの幼苗は寒さには強いけど、ある程度成長したあとに霜にあたるとすぐ枯れてしまうということ。これが今年の2月は暖冬だったため、予定外の急成長。そのため、毎日天気予報の最低気温とにらめっこ。霜が降りる予報があれば、前もって「寒冷紗」という布を上に張ったり、北側に風除けにもなる大麦を植えたりして寒さによる枯死防止にはとにかく気を使ってきた。仕立て方は、プロ農家に習って左右に茎を3本ずつ仕分けた「Uの字仕立て」。茎の間に空間があることで通気と日当たりが良くなっている。さらに実を大きくするために、どんどん出てくる脇芽を取り続けて1株6本の茎に限定。
f:id:annonseikatu:20190428170442j:image

そんなこんなで、今は、2月に咲いた花の部分が立派に実になりつつ、食卓へのデビュースタンバイ中。

 

f:id:annonseikatu:20190428170412j:image

これは、「六条大麦」。今年の夏の自家製麦茶の原料の予定。あとひと月も経てば、麦穂も茎も金色に輝く「麦秋」の時期。麦穂が出る前の3月にはアブラムシが大量に集結したけど、急遽作った「トウガラシの焼酎漬け木酢液スペシャル臭液」を撒いて、なんとか被害は終結f:id:annonseikatu:20190428170417j:image

今は、住み着いている大量のテントウムシが害虫退治を頑張ってくれている。

 

f:id:annonseikatu:20190429174647j:image

次は、タマネギ。早生の新タマネギの収穫は終わり、もう胃の中へ。

f:id:annonseikatu:20190429174703j:image

約150個の晩成タマネギも、膨らみ始めて、あとひと月もすれば収穫の予定。このタマネギの苗は、朝一番に直売所に並んでまでゲットした競争率の高い選ばれし赤タマと白タマ。

 

f:id:annonseikatu:20190429175615j:image

これは、成長しても30センチにしかならないゴボウの苗。簡単に土を崩せば収穫出来るように、「超高畝栽培」。


f:id:annonseikatu:20190428170449j:image

f:id:annonseikatu:20190429175007j:image

これは、育苗か簡単だったトウモロコシの苗と、株を埋めただけのアスパラガスの様子。


f:id:annonseikatu:20190428170439j:image

そして、最後は、奥さまが植えたがっていた「コーンフラワー」。花の色は青だけではないみたい。この植物はハーブに分類されるみたいだけど、うちの奥さまはどう活用するのかな?

🌛近所で二十四節気~穀雨(こくう)〜

穀雨」(こくう)

4月20日からの二十四節気。この時期の雨は、その名前の通り、あらゆる穀物を潤し育てる恵の雨と考えられてきたそうです。

うちの畑では、

f:id:annonseikatu:20190420180845j:image

大麦の穂が出揃い、その穂に一斉に花が咲き、その後の実を充実するために「穀雨」を待っている状態。

 

そして、畑に植え付け前の「トウモロコシ」の苗たち。

f:id:annonseikatu:20190420182106j:image

穀雨」を浴びて、畑でスクスクと育っていく予定。

👨‍🌾自然農体験隊〜春本番、アスパラの芽と大麦の初穂たち!〜

とうとう来ました、春本番

畑では、

小さなアスパラガスの芽がニョキニョキ。値段の高い大株からの芽だから、沢山出てきてちょ〜だい。

f:id:annonseikatu:20190406132507j:image

そして、待ってました、大麦の初穂。自家製麦茶が待ち遠しい。

f:id:annonseikatu:20190406132554j:image

イチゴの花たち。去年の株からの増殖組。

f:id:annonseikatu:20190406132632j:image

ゴボウの芽。

f:id:annonseikatu:20190406132911j:image

早生の玉ねぎ。立派に丸くなって、もう収穫サイズ。

f:id:annonseikatu:20190406133023j:image

 

 

👨‍🌾自然農体験隊〜本格的な種まき、育苗はしばらく我慢⁉︎〜

東京ではもうすでに桜の満開情報が、、、そして、桜の咲く頃が夏野菜の種まきやら、苗の畑への植え付けやらの準備で忙しい時期。

 

しかし、しかし、こちら東京の西の方では、まだまだ4月に入っても、霜が降りる気温予想が。

f:id:annonseikatu:20190331181722j:image

最低気温が、なんとマイナス温度!

 

保温育苗器の天井板は、しばらく夜間はかぶせておかないと、早く種まきしすぎたトウモロコシと、メロンの苗は、確実に枯死かな?大切に1ヶ月間育苗して立派な苗になってきたナスとピーマンも油断出来ないな!

f:id:annonseikatu:20190401195056j:image

f:id:annonseikatu:20190401195112j:image

どれも、暑さには強いけど、寒さには滅法弱い高温性、中温性野菜たち。

 

保温機能のない簡易ビニールハウスの中は、寒さに強い冷涼性野菜のチンゲン菜、小松菜たちの育苗。

だけど、さすがにマイナス温度には耐えられないということで、夜にはビニールの上に、さらにプチプチをかけて、二重防寒仕様。

f:id:annonseikatu:20190401195131j:image