👨🌾エダマメの種まき〜農家に伝わる伝統農法?〜
コロナ対策の雑用で一人で会社にいると、違う部署の会社の上司から連絡あり。親が農家。
「コロナ対策お疲れ様、それより、もう枝豆は蒔いたかい?」
うちは、東京の多摩の山間部とはいえ、上司の山梨のお宅よりも、暖かい場所。
「ええ、もうとっくに撒いてます。3粒植えの2本残しにするつもりです。」
と、畑作4年目の経験でプロ農家っぽく回答。
※「3粒植えの2本残し」とは、基本書に書いてある通りの植え方で、枝豆は隣同士で競い合わせて成長させた方が、その後の生育が良くなるという方法。2本残して3粒余計に植えるのは、1本は芽が出なかった時の念のため。
上司「それじゃだめだー、3枚目の葉っぱが出たら、3枚目を指でもいで、それから根をカットして、ポットに刺すんだー、これが長年ウチの方で伝わってきた植え方だー、まず失敗しない、虫食いも少なくて店で売ってるようなふっくら豆が出来るから」
おっ、確かその方法は、過去の農業雑誌で見たことあるような、、、確か「胚軸なんとか植え」
雑誌のバックナンバーを本棚から取り出してペラペラ検索。
あった、、、その名は「胚軸切断挿木法」というオドロオドロしい名前。
確かに、ウチのエダマメは過去3年間、虫に食われたり、ふっくらした豆はわずかと、まともなのは出来ていない。
ということで、今年は、真似してみることに。
まずは、育苗箱の作成。DIYで余っていたベニヤと板の端切れでかんた作成。
そこに培養土を入れて、約2センチ間隔の筋撒き。その後、土を被せて軽く鎮圧。
種は、野口種苗の固定種「早生枝豆」
なんとか成功させたい。
なんと言っても妻の大好物が「エダマメ」だから。
👨🌾50品種マラソン栽培に挑戦!
2017年秋に30坪ほどの耕作放棄地を借りてから、今年で3年目の春が到来。
2年間は試行錯誤しながらの連続でしたが、農業雑誌「やさい畑」「野菜だより」を頼りに、なんとか家庭に春夏秋冬の野菜を提供できたかなと思ってます。
そして今年は新たな挑戦、その名も「50品種マラソン栽培」。
綿密に畝計画を立てて、育てたい野菜・果物を50品種育ててみようと計画中。
ところで、「品目」と「品種」の言葉の違いを調べてみました。
ナスを例に考えるとその違いがわかりやすそう。
「ナス」と言われているものは「品目(ひんもく)」で野菜の一般的な種類のことらしい。そして「ナス」のうち「加茂ナス」や「山科ナス」の分類が「品種」ということらしい。
「ジャガイモ」で言うと、「男爵」「キタアカリ」「サヤアカネ」は「品種」。
とここまで調べたところで、今年の目標「50品種マラソン栽培」を明確に分けると、「30品目50品種マラソン栽培」ということになるみたい。
さて、畝計画ですが、これが仕事以上に頭を使うもの。
あ~じゃない、こうじゃない、科ごとの野菜を色分けして見やすくして「連作障害のチェック」、種まきから収穫時期までの予想をして「空き畝(うね)のチェック」、同じ畝に違う品種を同時に植えられるかの「混植チェック」・・・とパソコンの「エクセル」を駆使してなんとかパズルの完成。
😸 飲めないご主人がコロナウイルス対策にお酒を買ったニャー
うちのご主人は、ちょー下戸! お酒が飲めないニャー。 そんなご主人が、お酒を買った のだニャー。 しかもアルコールの濃さは、 70度もあるみたい。 なんだか人間界にはコロナウイルス というものが流行してて薬屋さんの 消毒液が売り切れみたいだから、 買ったみたい! お酒の中に、おいらが食えないお庭に 生えているハーブを入れるんだって! おいらのチュールが売り切れなければ、 どうでもいいことだニャー!
👨🌾長ネギの定植に100均すだれを活用
冬に収穫するイメージが強い長ネギ。
調べてみると、時期を問わず周年栽培できることが判明。
これは、家庭にとって朗報。
ということで、早速長ネギの苗を取り寄せてみた。
品種は越谷一本太ネギ。
畑に植え付け。長ネギはネギは5cmほどに狭めて密植した方が、
生育がよくなるそう。そして根元には、多くの栽培家がワラを
敷くそう。ワラを敷くことで適度な水分を維持し、また、通気
が良くなることで病害虫を防ぐ効果があるらしい。
うちでは、ワラの代わりに「100均のスダレ」を活用。
米ワラはネットで購入すると高くつくし送料もばかにならない。
ということで去年から「100均のスダレ」のひもをほぐしてワラ
代わりに使用。
👨🌾こだわりのニンジン栽培
ある農業サイトで「ニンジン」の栽培コンテストに参加中。折角の機会なので、ニンジン栽培についていろいろ勉強しながら、最高の出来栄えのニンジンを育ててみようと決心したのが7月。なんとか芽も出て、間引きできるまでに育ったので、ここまでの経過を振り返ってみようと思います。
※「耕さない、肥料を施さない」が原則の自然農法は、一旦忘れてみます。
まずは「土づくり」からということで、農業雑誌やネットで土づくりを調べてみましたが、その方法は百人百様で、当初は大混乱。
「水はけ」が優良なニンジンを育てるために重要ということで、農業雑誌で見かけた方法を実践してみました。土を掘り進めると、排水が悪くなる粘土質の層にあたり、その粘土質の層を砕くことで排水を良くする方法らしい。掘り進めること、深さ約60㎝で土の色が黄色くなる粘土層発見、更にその下20㎝まで粘土質の層を砕いてみました。
そしてその底に、スナックエンドウ栽培の支柱で活躍した「篠竹」を並べて、更に排水されるようにしてみました。
種まきは7月3日。天気予報を見ると、1週間雨続きだったということで、乾燥が苦手なニンジンの種まきには最適な時期だと思い、小雨の中、急遽「堆肥入れ」と「種まき」を強行しました。通常の「堆肥入れ」は種まきの2週間前には行わなければいけないとのことでしたが、ホームセンターにあった「直ぐに種まきできる堆肥」と「完熟腐葉土」を購入。この堆肥に自家製の「完熟米ぬか燻炭ぼかし肥料」を混ぜて畝に施しました。
酸度計は、弱酸性を示しているので、土を固くしがちな石灰は入れなくて済みそう。
そして約1㎝間隔の一条まきで、種をまきました。その上の覆土は、ザルでこしたサラサラな土を約1㎝。
さらに杭の側面を軽く土に押し当てて、覆土を鎮圧。
最後に、乾燥防止の為に、寒冷紗を掛けてみました。
下の写真が種まきから8日後の芽が出揃った様子。 天気予報どおり、ずっと雨が降っていたため、水やりも必要なく発芽。
そういえば今年は6月の梅雨入りから7月中旬にかけての記録的な長雨でした。
8月、梅雨も明け、夏本番。本葉も2、3枚出てきたので、除草ついでに間引き作業。
8月下旬、苗の身長も30センチ程度、本葉も5・6枚に成長してきたので、二回目の間引き。
「間引き菜」はサッと炒めて、焼きそばのトッピングに!ほろ苦く美味しゅう頂きました。
👨🌾やっと長雨終わり畑びよりに
「東京は長引く梅雨で、7月16日まで過去最長の20日連続の雨。なんと日照時間が3時間未満、、、」と天気概況が伝えている。うちの畑近くのプロ農家の方も、「ナスとピーマンが、、、形が悪くて出荷サイズにもならない」とボソボソ。
そんな長雨が終わって、いよいよ畑作日和の到来。
状況は、、、
長ネギ「味十八番」と西洋ネギ「リーキ 」は、なんとか順調の様子。白い部分も伸びてきて、1回目の「土寄せ」完了。
「賀茂茄子」「山科茄子」は、実は出来るけど葉が大きくならないで貧弱な感じ。枝葉の成長は、これからのお日さまに期待。
第2弾の「白もちトウモロコシ」は、背丈も揃って順調に成長中。
植え付け40日目のサツマイモ「安納芋」「シルクスイート」は、水分が過剰すぎると育たないとの定説を覆して何故か元気に成長。
落花生「オオマサリ 」には、花がポチポチ。
アスパラガスは、枝が大きく伸びて、地下茎に栄養を補給中。
「金ゴマ」も、花がポチポチ。
👨🌾高級品?麦わらマルチ!
昨日、奥さまと近所の農産物直売所で、「麦わら」を発見!なんと、30本位で束ねられた1束で300円。「麦わら帽子」でも編むのか、おばちゃんは、「やっと見つけた」と数束購入。
先月、うちにはそれこそ「売るほど」六条大麦の麦わらが。全て、畑のマルチにしてもうた!
トウモロコシとサツマイモの畝間マルチ。
ナスの乾燥防止のための保水用マルチ。
長ネギ苗の通気用マルチ。
ニンジン苗用の土づくり用マルチ。
「販売してれば、どんだけ儲かる」ということを考えずに、天然素材のマルチは、いろいろ活用法があるので、良しとしよう。