サラリーマンの田舎で安穏生活

サラリーマンと田舎暮らしの二足の草鞋

👨‍🌾豊作の予感?やることはやった!

いよいよ本格的な畑作シーズン到来。隣のおじさんは、鍬一本でジャガイモの畝づくり、その向こうのおばちゃんは、エンドウの支柱づくり、その向こうも、、、農道を見渡すと、畑作を楽しむ人々の車の大行列。

うちの畑は、冬越し野菜も春野菜も、順調そのもの。もう遅霜が降りて枯れる心配が無くなったから、ほっと一息。

 

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まずは、イチゴ「とちおとめ」と「桃薫」。花も次々に咲いて、実も徐々に膨らんできている状態。今年はどんどん伸びてくるランナーを支柱に垂直に結びつける方法にチャレンジ。この方法は、根の張り方が良くなって、実がどんどん出来る方法らしい。確かに去年と比べると、葉っぱが活き活きと上に向かって伸びている感じがする。上に被せてあるネットは、鳥にイチゴがつまみ食いされないようにするための、防鳥ネット。


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こちらは、ナスの苗たち。2月5日に種まきをした「山科茄子」と「加茂丸茄子」。4月の初旬まで雪の日も、霜が降りた日も、1万円近い高価な保温育苗器でピーマン達と一緒に過保護に育てられた苗たち。いよいよ畑デビュー。仕立ては、農業雑誌が推している「垂直仕立て」にする予定で、2メートルの支柱を立てて補強も完成。


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これは、一番手間がかかってきたソラマメ達。去年の10月9日の種まきで、畑では最古参。ソラマメの幼苗は寒さには強いけど、ある程度成長したあとに霜にあたるとすぐ枯れてしまうということ。これが今年の2月は暖冬だったため、予定外の急成長。そのため、毎日天気予報の最低気温とにらめっこ。霜が降りる予報があれば、前もって「寒冷紗」という布を上に張ったり、北側に風除けにもなる大麦を植えたりして寒さによる枯死防止にはとにかく気を使ってきた。仕立て方は、プロ農家に習って左右に茎を3本ずつ仕分けた「Uの字仕立て」。茎の間に空間があることで通気と日当たりが良くなっている。さらに実を大きくするために、どんどん出てくる脇芽を取り続けて1株6本の茎に限定。
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そんなこんなで、今は、2月に咲いた花の部分が立派に実になりつつ、食卓へのデビュースタンバイ中。

 

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これは、「六条大麦」。今年の夏の自家製麦茶の原料の予定。あとひと月も経てば、麦穂も茎も金色に輝く「麦秋」の時期。麦穂が出る前の3月にはアブラムシが大量に集結したけど、急遽作った「トウガラシの焼酎漬け木酢液スペシャル臭液」を撒いて、なんとか被害は終結f:id:annonseikatu:20190428170417j:image

今は、住み着いている大量のテントウムシが害虫退治を頑張ってくれている。

 

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次は、タマネギ。早生の新タマネギの収穫は終わり、もう胃の中へ。

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約150個の晩成タマネギも、膨らみ始めて、あとひと月もすれば収穫の予定。このタマネギの苗は、朝一番に直売所に並んでまでゲットした競争率の高い選ばれし赤タマと白タマ。

 

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これは、成長しても30センチにしかならないゴボウの苗。簡単に土を崩せば収穫出来るように、「超高畝栽培」。


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これは、育苗か簡単だったトウモロコシの苗と、株を埋めただけのアスパラガスの様子。


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そして、最後は、奥さまが植えたがっていた「コーンフラワー」。花の色は青だけではないみたい。この植物はハーブに分類されるみたいだけど、うちの奥さまはどう活用するのかな?

🌛穀雨(こくう)

穀雨」(こくう)

4月20日からの二十四節気。この時期の雨は、その名前の通り、あらゆる穀物を潤し育てる恵の雨と考えられてきたそうです。

うちの畑では、

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大麦の穂が出揃い、その穂に一斉に花が咲き、その後の実を充実するために「穀雨」を待っている状態。

 

そして、畑に植え付け前の「トウモロコシ」の苗たち。

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穀雨」を浴びて、畑でスクスクと育っていく予定。

👨‍🌾春本番、アスパラの芽と大麦の初穂たち!

とうとう来ました、春本番

畑では、

小さなアスパラガスの芽がニョキニョキ。値段の高い大株からの芽だから、沢山出てきてちょ〜だい。

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そして、待ってました、大麦の初穂。自家製麦茶が待ち遠しい。

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イチゴの花たち。去年の株からの増殖組。

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ゴボウの芽。

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早生の玉ねぎ。立派に丸くなって、もう収穫サイズ。

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👨‍🌾本格的な種まき、育苗はしばらく我慢⁉︎

東京ではもうすでに桜の満開情報が、、、そして、桜の咲く頃が夏野菜の種まきやら、苗の畑への植え付けやらの準備で忙しい時期。

 

しかし、しかし、こちら東京の西の方では、まだまだ4月に入っても、霜が降りる気温予想が。

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最低気温が、なんとマイナス温度!

 

保温育苗器の天井板は、しばらく夜間はかぶせておかないと、早く種まきしすぎたトウモロコシと、メロンの苗は、確実に枯死かな?大切に1ヶ月間育苗して立派な苗になってきたナスとピーマンも油断出来ないな!

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どれも、暑さには強いけど、寒さには滅法弱い高温性、中温性野菜たち。

 

保温機能のない簡易ビニールハウスの中は、寒さに強い冷涼性野菜のチンゲン菜、小松菜たちの育苗。

だけど、さすがにマイナス温度には耐えられないということで、夜にはビニールの上に、さらにプチプチをかけて、二重防寒仕様。

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😸 本格的な春だニャ

おいらの名前は、「しん」。

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ご主人が単純に、猫種の「シンガプーラ」から頭文字2つとって、「しん」とした。正式には、カタカナの「シン」なのか、ひらがなの「しん」なのか、まだ決めてにゃいみたい。だけど、動物病院の診察券の名前には「ひらがな書き」されてるから、対外的には、ひらがな「しん」なのかもニャ〜。

 

それにしても、急に暖かくなってきたからベッドの中のヒーターが熱くて、最近はクッションの上がお気に入りニャ〜

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ポカポカ陽気の時は、縁側で大人しく、外の景色を眺めてる。

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そうすると、奥さまがお庭に出してくれるのだニャ!

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やっぱり、縁側よりも外の方が、、、ゴロニャー、、、ゴロニャー、、、

 

お庭をお散歩。

おっ、タンポポ発見!

春だニャ〜

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👨‍🌾天然成分の、害虫対策!

3月下旬、お日さまもご機嫌な、うららかな日が続いて、畑の植物たちも育苗中の苗たちも、気持ち良さそうに成長中。チョウチョもヒラヒラ。

こんな気候の時に畑作業で油断してはいけないのが、野菜の害虫対策。しばらく放っておくと、小松菜に付いた小さなイモムシが成長して葉っぱが穴だらけ、ソラマメにはアブラムシがゴッソリ集結して花芽が真っ黒なんていうことにも。

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ということで、害虫対策の「農薬」の検討。

管理が簡単な「化学農薬」にするか、「天然成分の農薬」にするか?

市販の化学農薬による対策は、「即効性があって効果は抜群」「最近の化学農薬は製造基準が厳しいので散布方法を守れば人体に無害」らしい。

そういえば隣の畑の人も去年、化学農薬で虫食いの無い美味しそうな立派なトウモロコシ作っていたっけ。

いやいやいや、、、

我が家の畑は、「自然農法」をモットーに、化学肥料、化学農薬を使わずに、虫食いだらけのキャベツや、白菜や、トウモロコシの成長、収穫も楽しんできたんだった。

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(写真)育ち盛りの時に虫食いだらけになった去年のキャベツ


そうそうそう、、、

やっぱり、化学農薬が無かった時代に先人たちが生み出してきた「防虫対策」を参考に、なるべく害虫を寄せ付けない方法の野菜づくりを実践するべく準備。

 

攻略①〜カマキリに働いてもらう〜

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庭の柵に産み付けてあった卵を畑に持ち込み。

無事に孵化すれば、大量のアブラムシを食べてくれる益虫。

 

攻略②〜害虫が寄りにくい植物を育てる〜

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順調に育っているマリーゴールドの苗。間も無く畑にデビュー。

害虫を寄せ付けない代表的な植物らしい。

 

攻略③〜天然成分の害虫忌避液を自作〜

その名も「酢と焼酎」を略して「ストチュウ」

お酢と焼酎を混ぜた液体に、さらに防虫効果を高めるためにニンニクや唐辛子などの刺激物を漬け込むものらしい。

 

こんな方法で、今年は、虫食いの少ない立派な野菜に育っておくれ〜、カマキリ君たち、頑張れ〜

 

 

 

🌛啓蟄(けいちつ)

啓蟄」3月5日〜3月19日頃までの二十四節気。冬ごもりで隠れた虫やその他の動物が、太陽の高度が上がり、大地が温まりだして目覚め始める時期です。

 

そこで、近所と畑で冬からの「目覚め」探し。

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冬野菜の長ネギ。冬の間、ずっと寒さに耐えていたのが、突然の春を感じて花を咲かそうと、「ネギ坊主」ができ始めた。


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そして、ソラマメ。まだ背丈が収穫サイズまで成長していないのに、花が「満開」。今の時期の花は、ちゃんと実になるのだろうか?


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こちらは、2年もののイチゴ。真ん中から青々とした今年の「新芽」が出てきている。

 

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目の前の河原の「クレソンの群生」。地元の古参たちは、目の前の野生クレソンに全く興味がないみたい。食べたい時に「とり放題」の嬉しい状態。

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「クレソン」と一緒に収穫した「フキノトウ」とで、「春の薫りプンプン酢味噌和え」を作ってみました。猫は、匂いがきつかったらしく、前足で、「シュッ、シュッ、シュッ!」