😸 本格的な春だニャ
おいらの名前は、「しん」。
ご主人が単純に、猫種の「シンガプーラ」から頭文字2つとって、「しん」とした。正式には、カタカナの「シン」なのか、ひらがなの「しん」なのか、まだ決めてにゃいみたい。だけど、動物病院の診察券の名前には「ひらがな書き」されてるから、対外的には、ひらがな「しん」なのかもニャ〜。
それにしても、急に暖かくなってきたからベッドの中のヒーターが熱くて、最近はクッションの上がお気に入りニャ〜
ポカポカ陽気の時は、縁側で大人しく、外の景色を眺めてる。
そうすると、奥さまがお庭に出してくれるのだニャ!
やっぱり、縁側よりも外の方が、、、ゴロニャー、、、ゴロニャー、、、
お庭をお散歩。
おっ、タンポポ発見!
春だニャ〜
👨🌾天然成分の、害虫対策!
3月下旬、お日さまもご機嫌な、うららかな日が続いて、畑の植物たちも育苗中の苗たちも、気持ち良さそうに成長中。チョウチョもヒラヒラ。
こんな気候の時に畑作業で油断してはいけないのが、野菜の害虫対策。しばらく放っておくと、小松菜に付いた小さなイモムシが成長して葉っぱが穴だらけ、ソラマメにはアブラムシがゴッソリ集結して花芽が真っ黒なんていうことにも。
ということで、害虫対策の「農薬」の検討。
管理が簡単な「化学農薬」にするか、「天然成分の農薬」にするか?
市販の化学農薬による対策は、「即効性があって効果は抜群」「最近の化学農薬は製造基準が厳しいので散布方法を守れば人体に無害」らしい。
そういえば隣の畑の人も去年、化学農薬で虫食いの無い美味しそうな立派なトウモロコシ作っていたっけ。
いやいやいや、、、
我が家の畑は、「自然農法」をモットーに、化学肥料、化学農薬を使わずに、虫食いだらけのキャベツや、白菜や、トウモロコシの成長、収穫も楽しんできたんだった。
(写真)育ち盛りの時に虫食いだらけになった去年のキャベツ
そうそうそう、、、
やっぱり、化学農薬が無かった時代に先人たちが生み出してきた「防虫対策」を参考に、なるべく害虫を寄せ付けない方法の野菜づくりを実践するべく準備。
攻略①〜カマキリに働いてもらう〜
庭の柵に産み付けてあった卵を畑に持ち込み。
無事に孵化すれば、大量のアブラムシを食べてくれる益虫。
攻略②〜害虫が寄りにくい植物を育てる〜
順調に育っているマリーゴールドの苗。間も無く畑にデビュー。
害虫を寄せ付けない代表的な植物らしい。
攻略③〜天然成分の害虫忌避液を自作〜
その名も「酢と焼酎」を略して「ストチュウ」
お酢と焼酎を混ぜた液体に、さらに防虫効果を高めるためにニンニクや唐辛子などの刺激物を漬け込むものらしい。
こんな方法で、今年は、虫食いの少ない立派な野菜に育っておくれ〜、カマキリ君たち、頑張れ〜
🌛啓蟄(けいちつ)
「啓蟄」3月5日〜3月19日頃までの二十四節気。冬ごもりで隠れた虫やその他の動物が、太陽の高度が上がり、大地が温まりだして目覚め始める時期です。
そこで、近所と畑で冬からの「目覚め」探し。
冬野菜の長ネギ。冬の間、ずっと寒さに耐えていたのが、突然の春を感じて花を咲かそうと、「ネギ坊主」ができ始めた。
そして、ソラマメ。まだ背丈が収穫サイズまで成長していないのに、花が「満開」。今の時期の花は、ちゃんと実になるのだろうか?
こちらは、2年もののイチゴ。真ん中から青々とした今年の「新芽」が出てきている。
目の前の河原の「クレソンの群生」。地元の古参たちは、目の前の野生クレソンに全く興味がないみたい。食べたい時に「とり放題」の嬉しい状態。
「クレソン」と一緒に収穫した「フキノトウ」とで、「春の薫りプンプン酢味噌和え」を作ってみました。猫は、匂いがきつかったらしく、前足で、「シュッ、シュッ、シュッ!」
👨🌾自給率UP作戦!麦茶は作れるか?
耕作放棄地を開墾した約30坪ほどの畑。
去年は、化学肥料と農薬を使わない自然農法で、様々な野菜と果物に挑戦。
なんとか順調に育った春野菜、秋野菜、冬野菜たちが食卓を日々賑わして奥さまもご機嫌!。野菜もほとんどスーパーで買う必要なく家計にも貢献!
ということで、更なる自給率UPのために、麦茶を作ろうと去年の秋に計画。
種は、自然農法の世界で有名な「野口種苗」の「六条大麦」を入手。
困ったのは、栽培方法。ネットを見ても素人にわかりやすい育て方の記事が皆無状態。なんとか、麦栽培が盛んな県のJAがプロ向けに発信している「営農情報」を読み解き、栽培開始。
10月15日に、条間30㎝の4条植えで種をスジ撒き。ばら撒きの方法もあったけど、収穫時に「黄金色に輝いた大麦の整然とした列」が見たくて、スジ撒きに。
10月下旬、芽が出てきた様子。
11月下旬、暖冬のせいか、順調な成長。
12月下旬、まだまだ暖冬、葉がわさわさ。
そして麦栽培恒例の「麦踏み」。
ひと月に約2回の「麦踏み」
1月下旬、おやっ!葉先が枯れてきた。寒さのせいか?
2月初旬、どんどん葉先が茶色に。対策を、、、JAさいたまの「営農情報」を遡って勉強。
「水分過多」「肥料切れ」のサインらしい、ということで、条間を20㎝位掘り下げて排水を良くしながら、自家製「発酵納豆米ぬかクサ液」を濃い目で施肥。
3月、JAさいたま「営農情報」のおかげか、見事に復活。茎も立ってきました。
このまま、順調に育てば、6月には「黄金色の麦畑」を鑑賞できて、「朝採り、採りたての新鮮自家製麦茶」を堪能出来るかも。
👨🌾畑作シーズン到来は、今日?
今年の気温は、しばらくは平年値よりも高く推移しそうで、春作開始の指標になる桃の花もちらほら咲き始め、そして何よりも今週と来週はいい感じで恵みの雨が降る予報あり。
となると、今日がベストDAYということで、春野菜の種蒔き、植え付けを開始。
まずは、ジャガイモの植え付け。今日までの約1ヶ月間、夜は縁側で保温して、昼は庭で太陽の光を当てて、丁度いい感じで芽が出た「キタアカリ」と、「インカのめざめ」。
今年は、農作ブログ等で流行している「マルチ栽培」に挑戦。芽が土の表面に出てきたら、その部分だけマルチを破って育てていく栽培法。収穫時になったら、マルチをめくるだけでジャガイモがゴロゴロ転がっていて土を掘る必要がないから、別名「ゴロゴロ栽培」ともいって、収穫量も多くなるらしい。
次に種まきしたのが、ゴボウ「サラダむすめ」。早く成長する品種で長さは約30㎝になるとのこと。
畝の立て方は、これも農業雑誌とか農作ブログの記事に載っている「高畝栽培」に挑戦。収穫時は、土の中のゴボウを折らないように慎重に掘る必要はなく、土を崩すだけでゴボウが続々出てくるらしい。ただ、30㎝の高畝なので、収穫までに雨が適度に降らないと、土の中が乾燥しやすくならないか心配。
次にトウモロコシ「ゴールドラッシュ」の種まき。
トウモロコシの育苗は、もっと気温と地温が高くなってから開始するらしい。しかし、暖かくなってから種まきすると、去年の二の舞いに、、、身が虫食いだらけに、、、自然農法をメインにしているから、農薬を使いたくないし、、うちの保温育苗器は、ナスとピーマン君たちで満席状態。ということで、マルチを敷いて、さらに寒冷紗トンネルにして、畑での育苗に挑戦。うまく早めに育てば、虫の少ない時期に虫食いが無く収穫出来るかも。
🍙玄関開けたら3秒でフキノトウ
家の前、川の斜面にフキノトウが二つ頭を出しているのを発見!そんな発見が自然の中に移住してきて幸せな瞬間。
ちょうど、去年の今頃、奥さまが言っていた。「早朝にどこかのおじさんが、うちの前の斜面に入ってるよ、何してたんだろう」って。
それからしばらくして、フキの葉が群生しているのを見て、初めて「目の前のフキノトウ、やられた〜」と、ガッカリしたっけ。
そんなことで、今年は、フキノトウを発見しやすいように、草刈機で雑草を刈って、毎日チェックしているなかでの発見!
だけど、まだ小さいから、大きくなるまで待つかな〜?、去年のおじさんに先を越されなければいいけど。
ところでフキノトウは、成長すると、フキの葉になるのか、それとも違うものなのか疑問に、早速ネットサーフィン。
「フキノトウはつぼみの部分にあたり、この花が咲いた後には地下茎から伸びる葉(ふき)が出てきます。」ということらしい。
👨🌾耕作放棄地を借りたきっかけ
ひょんなことから、耕作放棄地を借りて今年で2年目の春を迎えようとしています。
思い起こせば、自然の中の生活に憧れ、東京の山間部に移住したのが、一昨年の春。
そして、すぐに庭の2畳ほどの部分を掘り起こして、市販の土を入れ、奥さまの要望どおりにハーブ菜園を開始。秋まで、ラベンダー、カモミール、ディル、、等のハーブの栽培を夫婦で楽しんでいました。
そして、ここからが耕作放棄地を借りるまでに至った経緯。
〜ある秋の日、職場屋上の喫煙所で、仕事関係の近所に住んでることがわかったおじい様とプカプカ〜
(私) 自然が多くていいとこですね〜、、、庭に菜園作って、ハーブ植えて楽しんでます、、。
(おじい様) えー、そういうの好きなのか?、、、俺は30坪の畑借りて、いろいろ作ってるよ〜、今は白菜、、、小松菜は、、、肥料は、、、休日は楽しいぞ。
(私) いいな、いいな、そんな暮らしやりたいな。
(おじい様) おれの隣の畑が、荒れ放題になっているから、地主さんに声かけてみるよ。
〜それから2、3日後の休日の朝、のんびりコーヒーを飲んでいると携帯ブルブル〜
(おじい様) 地主さん、OKだってよ、名前は、○○さん、△△コンビニの横の道に入って、突き当たったら、左行って、、、、のとこに住んでるよ!」
〜それからの我が家の行動は、急転直下〜
その日のうちに、和菓子(カステラだったか、饅頭だったか)を買って、地主さんの家にご挨拶。残念ながら、息子さんしかいなくて、お父さまは畑にいるとのこと。
(私) お父様のいる畑ってどこですか?
(地主さんの息子) 3、4箇所あるけど、たぶん醤油醸造所の裏のとこかな?
〜ということで、和菓子を息子さんに託して、地主さん探し開始。とは言っても、畑に区画番号がついてるわけでもなく、広大な場所の中での地主さん探し〜
(私) ○○さんですか?「これこれこういう理由で○○さんを探しています
(畑にいた第一村人)」○○さんは、この先の左側のあの辺にいるはず。軽トラが止まってたら、いるよ」
〜軽トラ発見!やっと地主さんと出会う〜
(地主さん) おたくらか、聞いてるよ
(私) こ自宅にご挨拶に伺い、探しました。素人ですけどお世話になります
(地主さん) 逆に綺麗にしてくれれば、助かるよ!
ということで、30坪の畑を借りることが出来ました。ホームセンターで人生初めて、鍬やスコップ、レーキとかの道具を買って、耕作放棄地の開墾を開始。
〜後日談、紹介してくれた仕事関係のおじい様と、また、職場屋上の喫煙所でプカプカ〜
(私) お陰様で畑借りれました。ちなみに、賃料として、いくらか払った方がいいですか?
(おじい様) 盆暮れになんか持っていけばいいんだよ!
ラッキーなことに、年2回の和菓子だけで、タダで畑を借りることが出来ています。
周りを見回すと、チラホラと耕作放棄地。今の畑が手狭になったら、他の大家さん探して「文明堂のカステラ」作戦か?